ここ数年、全くの別業種の企業がゴルフスクール業界に参入しようとする流れが多いようで、ゴルフライフ社への問い合わせも増えてきております。
既存のゴルフスクールさんには、ライバルが増えた印象が強いかと思いますが、実は既存店の方にも大チャンス!と捉えることもできるため、今回はライバルを強い味方に変更する方法をお話できたらと思います。
1.別業種がゴルフスクールに注目している背景
なぜ、昨今ゴルフスクールに新規参入したい企業が増えたのか?
お察しのとおり、ここ数年で
・一人でも楽しめるスポーツであることが見直されたこと
・様々な料金形態のゴルフスクールが増えてきたことにより、若年層ゴルファーが増えてきたこと
などが理由として挙げられます。
既にゴルフスクールに通っている方でも「レッスンは今のスクールで受講するけど、自主練習は別のところに通おうかな」というニーズも増えているため、ゴルフスクールと並行して無人のゴルフ練習場が増えている背景には「ゴルファーのニーズの多様化」も挙げられるかもしれません。
ゴルフスクールを開業している方たちからすると、ライバルが増えてきた…と感じているかもしれませんが、
実は、新規参入を考えている方たちは、ゴルフ業界について詳細を知らないため、何から初めて良いかわからない…という状況にあるようです。
そこで、既存ゴルフスクールさんたちの出番!というわけです!
2.新規参入を狙う企業の現況
ゴルフライフへの問い合わせで最も多いのが
「何から初めて良いかわかりません」
というご相談です。
何から初めて良いか…にもさまざまな状況があると思いますが、一貫して
・どんな物件が良いのか
・どんなレッスンの需要があるのか
・プロはどのように雇用したら良いのか
などなど、【ゴルフスクールを始めてみたい!】という情熱はもっているものの、事業計画はまっさらな状態であることが多いのです。
ゴルフライフ社でもある程度のご相談を受けることは可能なのですが、まっさらな状態からのアドバイス…となると、なかなか厳しいことが多く、
既存でゴルフスクールを営んでいるオーナーの皆様のほうが具体的なアドバイスができるのでは?と考えております。
以前、【FC(フランチャイズ)化が進んでいる】というお話をしましたが、まっさらな状態でのご相談の場合は提案もしやすいのではないでしょうか。
FC化に限らず、まずは既存ゴルフスクールの直営店舗…として、新規店舗をお願いするスタイルでも良いかもしれません。
事業計画を書面で想像することは可能ですが、実際に営業してみて初めて気が付く課題などもたくさんあるかと思います。
既存ゴルフスクールの皆様には、ゴルフ業界活性化のため・自スクールの拡大のために…
新規参入を希望している企業の皆様には、まずは生きた情報収集をするために…
それぞれ相談しあってみるのも良いかもしれませんね
まとめ
・新規参入を希望する別業種の企業が増えてきている
・まっさらな状態での相談については、常日頃からゴルフスクールを営んでいる既存ゴルフスクールに勝る相談相手はいません!
・やる気のある企業は新規店舗オープンに向けて強力な味方になることも!
一時期は、とても強力な追い風が吹いていたゴルフ業界。
最近はすこし落ち着いたかな?と感じますが、それでもまだ追い風は静かに吹き続けていますので、この状況を上手くつかって、ゴルフ業界・ゴルフスクール業界を盛り上げていけたら良いですね。