今日は「予約まで取っておいて来ないのはなんなんだ!!!」というお怒りについてのフォロー話です。
体験レッスンの予約を取る、ということは、入会するかわからない方に貴重な打席を1枠確保する、ということですよね。
「せっかく打席の確保してたのに!」「来ないってわかったら会員さんを案内できたのに!」という声もよく耳にします。
そもそも体験レッスンは破格の値段で案内をしていることから、体験レッスンを行うこと自体がマイナスを生むのに、それがキャンセルとなれば更にマイナスが大きくなる…と、スクール側は、金銭的にもメンタル的にも、ネガティブな話になってしまいますよね…
予約枠を無駄にしないために
それでは、予約後のキャンセルを防ぐために、
まずは「なぜ予約までしたのにキャンセルするんだろう?」と、キャンセルする側の気持ちを考えてみましょう。
考えられることとしては…
・当日都合が悪くなってしまった
・予約していたことを忘れてしまった
・行くつもりだったけど、めんどくさくなってしまった
でしょうか。
当日都合が悪くなったなら一度連絡してくれたら良いのに!と思いますよね。
自分で予約したのに、忘れることなんてある!?と思いますよね。
わかります、わかります。
では、なぜ連絡しないのでしょうか?
色々理由はあるかもしれませんが、おそらく大半は「めんどくさいから」だと思って良いと思います。
そんなことある!?とお怒りになる方もいらっしゃるかと思いますが、実際に起こりうることなのです。
「うちの会員さんはそんなことない!」と思いますよね。
きっと「会員だから」なんです。
「プロと会員の関係」となると、双方の気持ちに「思いやり」が生まれるんですね。
「連絡しないと心配するだろうな」「ドタキャンしたら申し訳ないな」「ドタキャンしたら次行きづらいな」という気持ちから「キャンセルの連絡をする」んです。
でも、まだ会員じゃない「体験レッスンに申し込んだだけの人」はスクールに対して、特に感情はありません。
感情がないので、もちろん「困らせてやろう」という気持ちもないんです。
「めんどくさい」だけなんです。
めんどくさいを抑止するためには
ということは、今回の問題解決のために必要なことは一択です。
「お互いに思いやりをもちましょう」
これにつきます。
ゴルフスクールガイドに掲載していただいているスクールさんの中で、来店率が良いスクールさんにお話を聞いてみると、皆さん口をそろえて
「予約を取るときに、電話で話すようにして事前にコミュニケーションとるようにしてますよ。ゴルフのレベルとか今の悩みとか、いつまでに上達したいのとか聞いてます」
とおっしゃいます。
やり取りの内容や回数を見てみると、そんなに大袈裟なことではありませんが
「●日希望です。」
「わかりました。●日お待ちしています。」
という事務的なやり取りだけ、に比べるとお互いを知ることが出来ますよね。
電話が出来たらより良いでしょうか、現代の人たちは「電話すること」に抵抗がある方が増えているので、
メールで連絡するときに、予約確定日時に合わせて、質問事項を聞いておくのも良いかもしれませんね。
回答が返ってこなくても
●月×時で予約をお取りしました。
当日は○○様に合わせた体験レッスンをご案内しますので、下記のご質問にご回答ください。
ゴルフをやったことはありますか?→
やったことがある方は、ゴルフ歴とベストスコアを教えてください!→
クラブのレンタルは希望しますか?→
次のラウンド予定は決まっていますか?→
具体的に解決したい問題はありますか?→
のような内容を送ってあげることで「ここまで準備してくれるスクールなんだな」「自分に合ったレッスンはこうやって作ってくれるんだな」と、スクールへ情を持ってくれることと思います。
ゴルフスクールガイドからの申込みについては、備考欄に具体的なお悩みを入力してくださる方もいらっしゃいますので、その場合には予約時に簡単な回答を送ってあげることをおススメしております。
例えば
「10年前まではゴルフをしていたのですが、膝を痛めてからやっていません。このような状態でもレッスンは可能でしょうか?」
というお悩みに対しては
「過去に膝の怪我が原因で、ゴルフから遠ざかっていたとのこと、お話し下さりありがとうございます。当日は、レッスンに入る前に現在の怪我の状況をお伺いしますので、動きを見ながら長くゴルフを楽しめるようなレッスンをご案内させていただきますね!安心してご来店ください!」
など、お悩みに沿った返信を作っていただければ、より印象UPに繋がること間違いなしです!!
さらにあと一押し
最後に「予約したことを忘れてた」なんてことにならないように、前日連絡は必ずしましょうね!
最近ですと、飲食店や美容関係、旅行関係の予約は必ず事前確認連絡が来ますよね。
「●月●日●時から予約をお取りしています。お店がわからない・時間に遅れそう・都合が悪くなってしまった、などお困りのことがありましたら、下記の電話番号までご連絡くださいね」
のような簡単な内容で構いません。
「あなたは明日予約していますよ」ということを確認してあげるためのメールを必ず送ってあげてください。
このたった1通のメールを送るだけで、本当に忘れていた方達から「忘れていて他の予定を入れてしまったので別の日に変更できますか?」などの連絡が入り、当日キャンセル・ドタキャンを防ぐことができますよ。
本日のまとめ
1.予約時にはお互いの事を知り合うようなやり取りをしよう!
2.事前に相談いただいたお悩みは予約時に解決しておこう!
3.前日には「待ってますよ」という気持ちを伝えよう!
予約したのになんで来ないの!とネガティブな気持ちになってしまう前に、まずは出来る限りの対策をして、未来のゴルファーの来店を待ちましょう!
お申込みいただいた方には必ずご来店いただき、たくさんの方にスクールの魅力を知ってもらいましょうね!